BOOK / 犬身

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犬身 / 朝日文庫 上・下巻
松浦 理英子 (著)

 

内容紹介 引用
「種同一性障害」を自認し「犬になりたい」と夢想する房江は
思いをよせる女性陶芸家・梓の飼い犬となるため
謎のバーテンダーと魂の契約を交わす
ところが めでたく犬になったものの 飼い主の家族は決定的に崩壊していた
性的虐待を続ける兄 その兄ばかり偏愛する母親
オスの仔犬となった「フサ」は梓を守ることができるのか?

 

 駄輪の愛蔵書から「犬系本」をどっさり見つけてから
移り気にて とぎれとぎれになりがちだったがやっと読み終えた!
 人間とのアブノーマルな性描写は苦手な部類だけど
言葉を使わない犬との愛のありようは性や種を超えた
精神的愛撫をここち良く読めた・・・ ヾ('-'川

 

犬身:語録!抜粋
・人と犬との関係は人は犬を可愛がり
 犬は人を信頼し慕うというもの!

 

・犬は何もしてくれなくていい
 撫でたり食べ物をあげたり
 ただ可愛がらせてくれればいい!

 

・痛くないように上手に甘噛みされると
 「愛されてる」なと感じる!
 犬への信頼の証として 牙の生えた口先に
 手を差し出したままにしておける!

 

・小説的に粉飾した文章を自分に酔いながら書いて人に読ませたがる・・・
 ッてのもあったぉ! ヾ('-'川