くじゅう17サミッツ+他3座2day縦走敗退 実記版

拙く冗長で読悪い文章でごめンなさい

20190502〜06
当初のプランでは・・・

 

一日目:
“牧の戸峠登山口”から「沓掛山」と『17サミッツ』
のうち『久住山』→『稲星山』→『白口岳』→
『中岳』→『天狗ヶ城』で「一座」と『五座』を
縦走し再び“久住別れ”まで戻り
→“すがもり小屋”→“法華院”経由で遅くても
1400頃には“坊ガツル”到着しテントにてランチ
あとはの〜ンびりシエスタからのテン泊〜♪

 

二日目:
朝駆け『大船山』→『北大船山』→「平治岳」と
『二座』と「一座」を登頂し“坊ガツル”に戻り
ランチを愉しみテント撤収しての
「三俣山南峰」直登ルートで『三俣山本峰』を
登頂して“久住別れ”に戻り『星生山』を経由の
「一座」と『二座』を登頂してから
“牧の戸峠登山口”へ帰着する
『くじゅう17サミッツ』+「他3座」2day縦走計画!

 

あと残り三日間は貸切温泉と車中泊しながら
「黒岩山&泉水山」や「高塚山」等を転々と
気ままに〜九重山群〜を満喫する予定でした!

 

そのッ登山三昧が妄想と化した事故が・・・

 

それも登山一日目にッ:
「沓掛山」を経 17サミッツの一座目『久住山
登頂後“久住山・稲星山”分岐で
二座目の『稲星山』へ向かう下りはよく滑るので
オススメしませンょと
登りで使う方が良いとの助言をいただき
プラン変更し 逆回りなら二座目になる
『天狗ヶ城』を目指した!
そのため 今回事故った場所は登りで1回と
下りで2回通過する少し非効率で遠回りする
ルートとなッたわけです!

 

分岐→『天狗ヶ城』→『中岳』→『天狗ヶ城』→
『白口岳』→『稲星山』と快晴大観眺望ルンルン♪と
愉しみ『稲星山』から『久住山』へのオススメ
登りは助言のお陰か快適に踏破でき ぐる〜りと
久住山・稲星山”分岐まで戻ッてこれました!
あとは プラン通り“久住別れ”まで下り
“坊ガツル”を目指そぉと・・・
怪我迄のコース
イメージ 1

ココで気が緩ンだのでしょうかねぇ~!?

 

久住山・稲星山”分岐直下でダリン!大転倒!!!
右足が浮き石に取られ前に滑り勢いの付いた状態
でコサックダンスの様な姿勢を強いられ左足に
自重+ザック(16kg)を受け止めたのです
その場の周りの方も駆けつけ声掛けしてくださる
も ダリン!顔が歪み声が出ず血の気の引いた悶絶
に近い状態!!
足首に激痛が走ると共にアキレス腱辺りから脹ら脛の
膝裏まで酷いこむら返りのような痛みもあったと
暫く踞ったのち この往来の多い山径を避け
すぐ横の斜面で様子見休憩・・・

 

イメージ 2

靴を脱ぎ素足を確認するも激痛ではあるものの
そンときは殆ど腫れ等の変化はなかった
そして小一時間ほど様子を見るが 痛みは治まら
ず 取りあえずッ“久住別れ”まで下る決意をして
下り始める・・・

 

イメージ 3

この時はダリン!まだ16kg強のザックを担いだま
ま通常なら15~20分くらいな所を私のストック
1本を杖替わりに使いながら 下りは非常に辛い
ようでした!
一歩一歩が激痛を伴いながらも1.5h弱かかって
“久住別れ”に辿り着く!orz

 

イメージ 4

ここでッ再び休憩しながら思案ですが・・・
結局ダリン!が〜明日には痛みは引くよ〜との
楽観的憶測!
もし辿り着けなかったら途中でビバークしたら
ええや〜ン
“坊ガツル”を目指そうと言い出したので
“久住別れ”から“すがもり小屋”の山径間は知ら
ない径なのでまず私が空身で瀬踏み偵察!

 

“坊ガツル”への“久住別れ”直下はいきなり大岩
場で それを過ぎれば昨年通過してる“北千里浜”
のフラットな山径ではあるが“法華院”直前には
ゴリラ岩などがある大岩場であることは知ってい
る難所は二カ所あるからダリン!歩行困難と説得ッ
更にマップで道筋をさぐると標準タイムで
“坊ガツル”まで約2h/3.1km
“牧の戸峠登山口”まで約1.5h/3.7km
どちらもダリン歩では数倍以上かかること考えて
歩き易いのは登山口へ向かうことだなぁとかなり
残念がってはいたが少しでも楽な登山口を目指そ
うと結論付けた!

 

再始動にあたり

 

私が ダリン!のザックも担ぐと提案し
胸と背中合わせで25kg強を担ぐ(片手にセブン!)
以外とそンときは気が張ってる所為か
苦じゃなかったょ┐(;^_^*)┌
さぁ私も根性入れて“牧の戸峠登山口”を目指し
歩き始める・・・
後で合計重量聞かされてビツクリ!! (゚ロ゚屮)屮

 

しかし フラットな径ならまだしも緩斜面でも岩
や浮き石がゴロゴロとそれらを乗越えながら歩く
その顔が 辛そうな表情で歪ンで数歩で足が止ま
り座り込ンでしまう・・・
このペースなら登山口まで9h以上掛かるかもしれ
へンなぁ暗くなるまで歩き途中でビバークしょう
とのダリン!提案でした

 

そこへ 近くでその痛々しい歩みを見ていた
ご夫婦がわざわざ追いかけてくださり整骨師だと
仰り負傷した足を診察していただき持参されてた
キネシオテープで応急処置をしてくださいました
本当に感謝です m(_ _)m
痛みは変わらずとも ともかく気分が軽くなり
ご親切が嬉しかったと本人は言っています

 

また私の所へは ザックを運ンであげると別のア
ベックさんが申し出てくださったり また別の方
がストックをお貸ししますとか 見知らぬとも
登山仲間のご親切に感動致しました m(_ _)m

 

がダリン!の決意はお情け無用の自力下山・・・
整骨師さん以外は 丁重にお断りしながら
激痛に喘ぎ登る途中 また新たな別の10人位の
グループさん達が追いついてこられ
ザックを担いであげると仰りお断りするも 諦め
てくださらず何度も何度も申し出ていただき
根負け的承諾にてダリン!のザックを預けました!

 

それからも自力で歩くダリン!の苦行は
久住山避難小屋”→“扇ヶ鼻・星生山・久住山
難小屋”分岐まで
健者なら約0.8km/20分弱のところを2h強掛かッ
て歩きその間 ずっとグループさん達が付添ッて
くださいました m(_ _)m

 

その間 更にその歩く症状ではビバークしても
明日の朝はもっとパンパンに腫れて痛みが増して
るかもしれないと何度も何度も防災ヘリを呼ぶ様
に諦めず説得してくださり この方達はこのまま
だとセブン!一家を見捨てないであろうから
グループさん達の下山がどンどン遅くなるご迷惑
を考え やっと防災ヘリを呼ぶことを承諾した
ダリン!でしたぁ ε=( ̄。 ̄; )フゥ

 

怪我から救助迄のコース
イメージ 5

で 119コールしたら・・・
場所・住所を克明にしつこく確認して来る!?
救助場所によっては管轄が違うからだそぉです
グループさん達が座標を割り出してくださり
やっと10分で行きますと返答いただき
安堵ぉ ε=( ̄。 ̄; )フゥ

 

大分県防災航空隊 防災ヘリコプター「とよかぜ」
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で防災ヘリが飛ンで来てくれたのですが
もの凄い爆風で 目には砂が入るわ ストックや
帽子や いろんなものが飛びそうになるし
何よりセブン!は怖くておろおろ逃げ惑ってた!
私は 電話では救急隊の方から防災ヘリから
離れるように言われていたンだけれど猛烈な
ダウンウォッシュの下 決死の覚悟で救助ビデオ撮影い
たしましたょ ( ̄ー『+』) ロックオン!

 

あッあと防災ヘリを呼ぶ際 消防の方と電話して
いても何度も何度も電波状況が悪くて途切れるわ
切れるわ!話が前に進まン・・・
携帯でやり取りしている時間 結構長かったなぁ
電話が切れてしまって 再度119へかけ直すも
同じところには繋がらず 竹田市の消防で話して
いたから竹田市に繋いでもらってもこちらでは受
けてないとか言われる始末・・・┐( -"-)┌

 

救助場所によって救出する担当消防も変わってく
るらしく救出場所はどこなのか詳しく聞かれるも
私にはよく分からないので ご同行してくださっ
た方々が交互に電話を代わってご説明くださった
りで本当に多くの方々に助けられました
スマホ繋がらなかったら ほんと救助もしてもらえ
ませンねぇ!

 

到着しホバリングする防災ヘリからまず隊員さんが
一人降りて来られてダリン!に接触・・・
次に二人目が降りて来られて浮き輪の用なものを
胴体に被せ体に付けてるハット・サングラスを
ザックに仕舞いダリン!は空身で一人の隊員さんに
付添われ防災ヘリへ吊り上げられて行きました
その後もう一人の隊員さんがダリン!のザックを
担ぎ 防災ヘリへ吊り上げられて行かれました

 

防災ヘリ内は操縦席+助手席以外後ろ機内は空洞
状態で座席はないそぉです
乗組員は操縦士含め5名がいらっしゃったと
機内ではイスがないので体育座りのまま身体や
住所等の質問など受け数分後大分県央飛行場着陸
で待機しててくださった救急車に担架で運ばれ
救急病院へ搬送されました

 

防災ヘリが来てからダリンが吊り上げられるまで
結構長かったけどずっとビデオ撮っていた
無事に飛び立ッていく姿をビデオ撮ってて
モニターからヘリが山容に消えた時
「あ~ぁ とうとう行ってしまった・・」と
急に心細くなり辺りを見渡しても誰もいな〜い!
私とセブン!だけで無事に下山出来るのだろうか?
とMAXで不安になる・・・
もう既に17時過ぎだったのでとにかく
早く下山しないとという思いで必死の下山でした

 

夕方からは人生初のソロ(+セブン)下山!
ダリン!居ない・・・怖いい
その焦る道中ぅ警察の方から電話がかかり
今回登山届けは出したのか?とか
登山計画の内容や登山歴などネホリハホリ聞かれ
明日新聞に載るンだろうか?と嫌だなぁとか
思いながらの下山で薄暗くなりつつある中
ふっとっセブン!が横道にそれて見た景色に・・・
登山口!!!! (」゚ロ゚)」おぉぉぉぉぉぉ

 

イメージ 7

近くの東屋と牧ノ戸の駐車場が見えた時は全身の
力が抜けましたぁぁぁヽ(´▽`)/~♪

 

これでもう安心と余裕で下り私達は何とか無事に
登山口まで帰ってきてセブン!の記念撮影と
〈アプリやまやま〉止めなきゃってダリン!の
iPhone探したら「ない!ない!ない!」
えっ落とした・・・???
ザックいくら探しても無いッ駐車場でセブン!の
メンテ終えて車で待ってるように言い聞かせて落
としたかも知れないと思うところまで戻る覚悟
で再び登山道を登り出す・・・

 

その間ダリン!が搬送された病院から電話があり
ドクターが待ってるから早く来てほしいと言われ
るも落とし物して今から戻るンですけどダリン!に
古い方のiPhone持ってるか聞いて欲しいってお
願いするが 今検査中の為あと20分位かかると言
われとりあえず早く探しに行かなきゃって一心で
登山口からのいや~な階段を登り あともう少し
で東屋ってとこで看護婦さんから再電話!
ダリン!が持ってるって 良かったε=( ̄。 ̄; )フゥ

 

急いで駐車場に戻りナビで病院を探し病院へ!
片道45分位かかるみたいで どこの病院行ってン
のよ~って叫びたくなった
私達が帰る自宅方向とは真逆の病院でした!
何とか病院にたどり着いてダリン!の元へ!
うわぁ~足ギプスしてるし包帯ぐるぐる巻きで
ベッドで足だけフランケン仕様のご対面となりました

 

ダリン!は足首から膝下まで痛みがあると言ってる
のにレントゲン2種とMRIを足首だけしか撮らずでの
骨挫傷との診断結果でした・・・

 

結局ッ地元病院にて再びレントゲンを撮って
腓骨骨折が新たに判明したのでしたぁ
この時点で松葉杖が取れるのは3週間後で
全治3ヶ月だとて・・・

 


※ノーデポ山行はもぉやりませン
今後積極的にデポして UL.Hikeを愉しみます〜♪

 

※防災ヘリは早朝や夜などは救助してくださらない
らしい知らンかった!

 

※この山は浮き石や岩が多いので転倒事故が多いと
昨日が防災ヘリが1件で今日午前中に2件防災ヘリ
が飛ンだとて・・・
夕方ダリン!救助入れて今日は3件になったわけだ!

 

※実際 山での捻挫は登山靴を脱いではいけないそ
うです 腫れて靴が履けなくなるそぉです!
痛みや腫れがひどい捻挫の場合は骨折との判別が
難しいので骨折と考えて応急処置をしておくこと

 

※ダリン!はいつも何かあったらビデオとか写真とか
必ず撮れッ!って言う人なのです
もしオレが熊と戦う時あったら絶対勝つからw
お前は逃げて遠巻きからでイイか撮れょって!
だからッ救助の一部始終を不謹慎と分かりつつも
必死で撮っていました(^^ゞ

 

※最近話題の遭難捜索ヘリサービス「ココヘリ」
なら・・・
スマホ繋がるなら直接救助要請すればイイんだし
スマホ繋がらない場合は登山から帰って来ないと気
付いて救助連絡入れてもらってからの初動になる
よねッとなればビバークは必至だねぇ!

 


いつも登山してて一番うれしい時は・・・
登山して大観眺望を満喫し心が満たされた時に
発する『さぁ帰ろう〜♪』ッてダリン!が言った
時の響きがいいッすぅ
今回は聴く事ができませンでした ┐(;^_^*)┌

 

ご報告
事故後 三週間を過ぎ
順調に回復致しております
松葉杖が取れ 少しずつではありますが
リハビリのため 二足歩行を始めております
ご心配いただいたブロ友さん方々の励ましの
お言葉 ありがとうございました